USBデバイスシミュレーションフレームワーク設計ガイド-6.DSFコアシミュレータ



Usb Device Simulation Framework Design Guide 6



このセクションでは、DSFに含まれるコアシミュレータについて説明します。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。

DSF USB 2.0バスシミュレーター(SoftEHCI)



DSF USBデバイスシミュレーター(SoftUSBDevice)

DSF USB外部ハブシミュレーター(SoftUSBHub)



DSF HIDプロトコルコンバーター(SoftHIDProtocolXlator)



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作成日:2010/9/21



英語の元のリンク: https://docs.microsoft.com/zh-cn/previous-versions/windows/hardware/dsf/ff538321(v%3dvs.85)


SoftHIDProtocolXlator オブジェクト SoftHIDProtocolXlator )アナログHIDデバイスのHID-USBプロトコルコンバーターとして使用されます。このオブジェクトは、USB HIDデバイスクラスの仕様に従って、USBHIDデバイスエミュレーターに代わって構成および使用されます。 SoftUSBDevice オブジェクト ISoftUSBDevice )。次の図は、USBHIDエミュレーションアーキテクチャを示しています。

HID機器のDSFシミュレーションアーキテクチャの概略図

デバイスシミュレータは1つを作成します SoftHIDProtocolXlator HID記述子を使用して、オブジェクトを作成し、そのプロパティを設定します。 HIDデバイスシミュレーターは、ジョイスティックの移動やマウスボタンのクリックなど、HIDイベントを起動できるテストスクリプトおよびアプリケーションへのインターフェイスを公開します。 HIDレポートと呼び出しを作成することによるHIDデバイスシミュレーター SoftHIDProtocolXlator オブジェクトのメソッドは、ホストに転送することでこのインターフェイスを実装します。

SoftHIDProtocolXlator オブジェクトの開示 SoftHIDProtocolXlator 次のプロパティとメソッドを備えたデュアルインターフェイス:

  • デバイスタイプ プロパティは、シミュレートされるHIDデバイスのタイプを決定するために、デバイスシミュレーターによって設定されます。デバイスは、キーボード、マウス、またはその他のデバイスにすることができます。
  • DSFDevice プロパティの戻り SoftHIDProtocolXlator オブジェクト SoftUSBDevice 使用したオブジェクト DSFDevice オブジェクト(から SoftUSBDevice :: DSFDevice 属性)。
  • HIDDescriptor プロパティは、デバイスシミュレータによって次のように設定されます。 SoftUSBHIDDescriptor デバイスのHID記述子を決定するオブジェクト。
  • デバイスシミュレーターの呼び出し WriteReportDescriptor このメソッドは、デバイスのレポート記述子の形式を決定します。レポート記述子はバイト配列として指定されます。
  • デバイスシミュレータは定期的に呼び出されます ReadOutputReport ホストからデバイスに送信されたHIDレポートを受信する方法。 HIDレポートはバイト配列として返されます。
  • デバイスシミュレーターの呼び出し WriteInputReport このメソッドは、HIDレポートをホストに送信します。 HIDレポートはバイト配列として指定されます。
  • デバイスシミュレーターの呼び出し WriteFeatureReport このメソッドは、機能レポートをホストに送信します。機能レポートはバイト配列として指定されます。

SoftUSBHidDescriptor オブジェクトの開示 ISoftUSBHidDescriptor HID記述子のフィールドに対応する次の属性を持つデュアルインターフェイス。 (USB HID仕様の記述子フィールド名は括弧内にあります)。

  • HID 属性(bcdHID)は、HIDクラスの仕様を識別する数式です。
  • 国コード 属性(bCountryCode)は、ローカライズされたハードウェアの国コードを識別する数式です。
  • NumDescriptors 属性(bNumDescriptors)は、クラス記述子の数を指定する数式です。 (レポート記述子である少なくとも1つは常に存在します。)
  • ClassDescriptorType 属性(bDescriptorType)は、オプションの記述子タイプを設定するために使用されるインデックス属性です。
  • DescriptorLength 属性(wDescriptorLength)は、オプションの記述子の長さを設定するインデックス属性です。

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作成日:2010/9/21